現在の歯科医師法では、歯科医であればだれでも「矯正歯科」を診療科目にあげることができます。しかしながら、現在、日本の歯学部では、学生は矯正歯科についてはほとんど勉強せずに卒業し歯科医師になっていきます。私自身もそうですが、矯正歯科を専門にしたいな。って思う人は、卒業後、大学の歯科矯正学講座に残ってやっと、歯科矯正学についてやっと学び始めます。矯正科医としては、まだよちよち歩きで、もちろん治療なんてできません。そのため多くの矯正科医は新卒の最初の頃は給料は0に近いです。
ちなみに、私の歯学部の同級生は60人程いましたが、矯正歯科に進んだのは、私を含めてたった2名です。理由は、矯正治療ができるようになるまで時間がかかるのと、その間収入がなくて食べていけないっていうのが多かったです。 卒業後、大学の矯正歯科学講座に残って5-6年くらいするとやっと少しは矯正治療が出来るようになります。それくらい専門性が高い分野です。
やはり矯正専門医に相談されるのが一番良いと思います。日本矯正歯科学会の認定医や専門医であることも一つの目安になります。学会にHPがありますので、そこに各都道府県別の認定医に名前が確認できます。 http://www.jos.gr.jp/search/index.html
また、歯科医院によっては、矯正専門の歯科医師が週に何回か通っている場合もあります。かかりつけの歯科医院の先生に相談してみましょう。また、矯正専門医でなくとも自分で勉強をしてすばらしい矯正臨床を行っている一般歯科医の先生もいます。慣れた歯科医院で矯正治療が受けれるのは、子供に安心感を与えることも多いでしょう。