先週の木曜日17日は、上越市の歯科医師会高田支部の集まりでした。これほど多くの高田地区の歯医者が集まるのは、春と年末くらいでしょうか。
わたしは、まだ、ひよっこみたいな物で、何十年も上越市の歯科医療を担ってきた先輩先生方がたくさんおられます。その中で、うちの医院の近くで長く開業されているB先生(B代歯科医院)がおられます。私は、恥ずかしながら小さい頃虫歯が多く、その先生に虫歯の治療で、大変お世話になりました。うちの父親も弟?たぶんお世話になったと思います。
その先生とテーブルが一緒でした。なぜか、いまでも、B先生の前にすわると緊張してしまいます。
小学校、中学校の頃ですから、昭和50、60年頃でしょうか?今、私の口の中に入っている、金属の詰め物やかぶせ物は、ほとんど萬羽先生のところで治療して作ってもらったものです。その当時、まさか将来萬羽先生と席を同じくして会話をするなんて予想だにしなかったわけですが、今でも時々、鏡で自分の口の中を見るたびにその当時を思い出します。
待合室の椅子が患者さんでいっぱいで混みあっていて、玄関が、患者さんの靴であふれかえっていたこと。手に汗握ってドキドキしながら、順番を待っていたこと。先生に治療してもらって、女性のスタッフの人に型とりを任された時、本当にほっとしたこと。治療して、スタッフが治療が終わって、帰るとき、大きな仕事を成し遂げたかのように大きい満足感に満ち溢れていたこと。
そういえば、患者さんの中で、「この歯は何十年も前に~先生に入れてもらった」と教えてくれる方がおられます。きっと、私と同じように、詰め物やかぶせ物で、その治療した当時の事ややその先生のことをを思い出しているのでしょう。
歯医者って不思議な職業です。治療後、何年経っても、自分の治療した歯について、患者さんが思い出してくれるのですから。