
今月の歯科医師会雑誌に「歯科医療の科学的な捉え方」というテーマのページがありましたので、それについて書きたいと思います。
歯科医療に限らず、医科の分野でもこのEBMの考え方が広がりを見せています。科学的根拠に基づいた医療のことをEBM(Evidenced-based Medicine)っていいます。いままでは、医師の治療経験が非常に臨床において重視されてきましたが、そのほかに科学的根拠もちょっとは考えましょうっていう考えです。
例えば、歯科において、奥歯の咬む面に茶色い色がついてきたとします。「虫歯じゃないので様子を見ましょう」、「いや虫歯なので治療しなきゃいけない」どちらかを判断(診断)するのは、医師です。その判断の根拠は、はっきり言って経験です。見た目、触った感覚などその医師の経験によるところが大きいです。もっと言えば、10人歯医者がいたら10人ともその判断の根拠が違うということです。それだと困るので、その判断に、ちょっと科学的に客観的な根拠も考えましょうよってことです。
ちなみに歯科でもEBMの流れで、5-6年位前に虫歯を判定する機械が出来ました。精度は低いですが、それを経験に併用すれば、診断(判断)の精度があがりますよっていうことです。
歯科なんていいですが、命に関る病気(悪性腫瘍など)の診断で、もしこのEBMという考えがなく、医師それぞれの経験に委ねられた医療がなされていたら、10人先生(1もっといえば10施設)に診てもらったとすると、10人(10施設)とも違う判断/診断をして、治療する可能性があります。命が助かる人と助からない人がいるかもしれません。怖い話です。
そういうことは、やめて、基本的なところは、医学的根拠のある判断基準(ガイドライン)を決めましょうというのが昨今の流れです。日本医療機能評価機構(厚生労働省の外郭団体)が、日ごろ忙しい現場の医師たちのために、病気ごとにその診断/治療基準を下記サイトにて収集しています。
http://minds.jcqhc.or.jp/index.aspx ~つづく~
歯科医療に限らず、医科の分野でもこのEBMの考え方が広がりを見せています。科学的根拠に基づいた医療のことをEBM(Evidenced-based Medicine)っていいます。いままでは、医師の治療経験が非常に臨床において重視されてきましたが、そのほかに科学的根拠もちょっとは考えましょうっていう考えです。
例えば、歯科において、奥歯の咬む面に茶色い色がついてきたとします。「虫歯じゃないので様子を見ましょう」、「いや虫歯なので治療しなきゃいけない」どちらかを判断(診断)するのは、医師です。その判断の根拠は、はっきり言って経験です。見た目、触った感覚などその医師の経験によるところが大きいです。もっと言えば、10人歯医者がいたら10人ともその判断の根拠が違うということです。それだと困るので、その判断に、ちょっと科学的に客観的な根拠も考えましょうよってことです。
ちなみに歯科でもEBMの流れで、5-6年位前に虫歯を判定する機械が出来ました。精度は低いですが、それを経験に併用すれば、診断(判断)の精度があがりますよっていうことです。
歯科なんていいですが、命に関る病気(悪性腫瘍など)の診断で、もしこのEBMという考えがなく、医師それぞれの経験に委ねられた医療がなされていたら、10人先生(1もっといえば10施設)に診てもらったとすると、10人(10施設)とも違う判断/診断をして、治療する可能性があります。命が助かる人と助からない人がいるかもしれません。怖い話です。
そういうことは、やめて、基本的なところは、医学的根拠のある判断基準(ガイドライン)を決めましょうというのが昨今の流れです。日本医療機能評価機構(厚生労働省の外郭団体)が、日ごろ忙しい現場の医師たちのために、病気ごとにその診断/治療基準を下記サイトにて収集しています。
http://minds.jcqhc.or.jp/index.aspx ~つづく~